キャバクラボーイの仕事の一つ、「延長交渉」はお店の売上を左右する重要な業務です。
今回は、延長交渉が上手いボーイが必ずやってる“マル秘テクニック”をご紹介いたします。
関西は特にノリ&駆け引きが重視!関西キャバクラボーイが知るべき、スマートな延長交渉テクニックを大公開します。
関西キャバクラでボーイが「延長交渉」する時の適切なタイミングとは…?
延長交渉は、セット終了の約5分前がベスト。
キャバクラは時間単位で基本料金が発生するセット料金制システムのため、終了間際にボーイから延長するかどうか確認されます。
都内では自動延長システムをとるキャバクラも多いですが、関西は都度延長確認を行うキャバクラがスタンダード。
10分前にインカムで延長交渉の指示が入る場合、お客様のテンションやキャストとの盛り上がりを見て丁度いいタイミングでカットインするのが適切です。
関西キャバクラでボーイが「延長交渉」する時のテクニック3選
①フリーのお客様は終了間際に人気キャバ嬢をつける
指名のないお客様はフリーと呼ばれ、数人の女の子がローテーションで席につきます。
ワンタイムに女の子が3人つくキャバクラの場合、1人目でお客様を「おっ」と思わせ、2人目で少しテンションを落とす、そして最後に人気キャバ嬢やお客様の好みのキャストを付けるのは有名なテクニック。
最後に人気キャバ嬢をつけることで、お客様はもっと喋りたい、ここで帰るのは勿体ないという心理状態になります。
お客様のテンションが上がっているタイミングで延長交渉に入れば、延長してもらえる可能性もUPします。
逆にテンションが頂点に達した後はお客様は満足状態にあるため、付け回しの順番やお客様の反応を見極めることが大切です。
お客様が視線で追っている女の子はいないかチェックし、気になっているであろうキャストを最後につけるのも付け回しや延長交渉に重要なテクニックです。
②延長交渉を楽しみたいお客様には対応力で勝負
お客様の中には、キャバクラボーイと延長交渉のやりとりを楽しみたい方も多く存在します。
関西は特に、ボーイとの会話やコミュニケーションを楽しみたい方が多い傾向にあり、キャバクラボーイは延長交渉で最も重要な役割を担います。
お客様が延長交渉時、「どうしようかな」と迷いを見せたらチャンス!ここから盛り上げるのがボーイの腕の見せ所になります!
延長交渉で、「何かおもしろいことやってよ」と言われることも多いですが、何かやろうとするのと、何もやらないのとは全く別物です。
返しが冷静だったりノリが悪いとお客様のテンションは一気に下がり、延長交渉が失敗する可能性も上昇します。
別に滑っても、面白くなくてもいいんです。
延長交渉では盛り上げようとしている姿勢を見せることが、何より重要です。
男性のお客様はお気に入りキャバ嬢の前では見栄を張りたい生き物。関西のキャバクラに来るお客様は、少し見栄っ張りな方が多いんです。
こんなに盛り上げてくれたのに延長しないのは「カッコ悪い」と思うお客様心理をうまく利用しましょう。
③キャストとの連携プレー
一番効果的なのは、キャストとの連携プレー。これに限ります。
延長交渉はキャバクラボーイの仕事ですが、お客様は女の子と喋りたくてキャバクラに来店されます。
そんな女の子に「もう帰るの?」や「もっと一緒にいたい」とプッシュしてもらえると延長交渉の成功率が格段に上がります。
関西はお店全体でお客様を盛り上げおもてなしする風潮があり、キャバクラボーイを席に呼んで一緒にお酒を飲むことも多いんです。
関西は飲むお酒の量がかなり多く、一緒にお酒が飲めるボーイはお客様にも気に入ってもらえます。
キャストの代わりにシャンパンを飲んであげたり、キャストとの連携プレーはボーイにとってもキャストにとっても非常に大切です。
キャストと持ちつ持たれつコミュニケーションを測り、延長交渉の際も協力してもらえる関係を築きましょう。
関西キャバクラでボーイが「延長交渉」する時の注意点
引き際が大切。しつこい延長交渉はNG
しつこく延長交渉するのは絶対にNGです。
お客様にはもちろん、それぞれの事情があります。
時間や経済的な都合で、延長したいけど今日は帰ろうと思っているお客様にしつこく延長交渉するのは逆効果。
あの店は延長交渉がしつこいから…と、お客様の足が遠のき来店の可能性を潰してしまうことになります。
関西は特に横のつながりが広く、いい意味で狭い町なので噂が回るのも早いエリア。
延長交渉はあくまで「提案」であり、延長するか決めるのはお客様の自由です。断られた場合は引き際を見極めることが重要です。
全く延長交渉をしないのもNG
前述で引き際を見極めることが大切と言いましたが、全く延長交渉しないのもNGです。
お客様は、全く延長交渉をされないと「早く帰れ」と言われている気分になります。
あくまでお店として延長してほしい気持ちがあることを必ず伝えましょう。
実は関西のお客様は、寂しがりやかまってちゃんなお客様が多いのです。
「自分から延長したい」と言うのが恥ずかしいと感じる方も一定数存在するため、全く延長交渉しないのはNG。
また、関西はノリのいいボーイとのやりとりを楽しみたいお客様が多いので、延長交渉はどの席でも必ず行いましょう。
新規のお客様は特に空気を読む
新規のお客様の場合、特に空気を読むよう注意しましょう。
新規のお客様にとって初めての「延長交渉」は今後を左右する一大イベント。
お試し感覚で来ているため、キャストだけでなくボーイの対応など様々な点に注目しています。
関西では初回は割引料金で来たお客様が、のちの太客になることも珍しくありません。
新規のお客様には、「どうされますか?」とお客様に判断を委ねる方が好印象を与えることも。
関西は飲み歩いているお客様が常連化していることも多いため、新規のお客様はとても貴重な存在。
延長されない場合も、またお待ちしております!といいイメージを持ってもらえるよう気持ちのいい接客を心がけてください。
「延長交渉」が上手なボーイは出世する!働くお店選びで成功率アップ!
キャバクラボーイにとって重要な役割である「延長交渉」が上手なボーイは出世します!
延長交渉が上手=コミュニケーション能力に長けている・空気が読めると評価されるため、アイツは延長交渉が上手いから他の仕事も任せてみよう、と昇格・昇給の大チャンスになります。
また、自分に合ったお店だと、より「延長交渉」の成功率もUPします。
客層やお店の雰囲気が自分とマッチする店舗を選ぶのはキャバクラボーイで出世するのに欠かせません。
「メンズ体入・関西版」なら、一日体験入社でお店の雰囲気を体験したのちに、働くかどうか判断できます。
自分に合うお店を選んでキャバクラボーイとして出世しましょう!