【ボーイの仕事知識】「付け回し」とは？関西キャバクラでも重要な業務を徹底解説！

2022年4月15日

キャバクラボーイの花形「付け回し」とは、関西キャバクラで重要な業務です。
今回は、付け回しのやり方や注意点を関西地方の特徴を交えご紹介いたします。

付け回しスキルを身に付けることは、キャバクラボーイとしての出世の近道になりますので、是非参考にしてください。

関西キャバクラボーイが覚えるべき「付け回し」とは？

付け回しとは、キャストをお客様の席へ「付け」「回す」係のキャバクラボーイです。
つまり、お客様とキャストを「マッチング」させる大切な役割なのです。

付け回しはキャバクラボーイの花形と呼ばれ、関西では新人が担当することはまずありません。付け回しは、店内業務やキャスト管理のどちらも出来るボーイが担当するポジションです。

では付け回しはどのように行うのか、やり方を見ていきましょう。

付け回しは、その日のキャストの出勤状況をしっかり把握することが大切です。
どんなタイプのキャストが何人出勤していて、今何人女の子が余っているか把握出来ていないことにはお客様とキャストをマッチングすることは出来ません。

容姿以外にも、普段からキャストの接客スタイルを観察・把握し、どんなお客様と相性がいいかタイプ分けしておくことも大事です。

来店されたお客様がフリーか指名かを確認し、お客様をよく観察します。

フリーのお客様には異なるタイプのキャストを付け、反応を観察し次の手を考えて付け回しします。
指名のお客様の場合、ヘルプにはトーク力のあるキャストや指名の女の子と似たタイプを付けるのがいいでしょう。
出張で関西に遊びに来たお客様やワイワイ騒ぎたいお客様には、盛り上げ上手なキャストがベター。

小さな反応も見逃さないよう、付け回しはお客様をじっくりと観察します。

フリーの場合、約15分間隔で女の子が入れ替わり1セットで3〜4名のキャストが接客します。異なるタイプの女の子を付け、延長交渉前に実力のある女の子を付けるのが王道パターン。

関西では、人気のキャストは指名が被っていてもフリーへ飛ばすパターンも多く見られます。
指名の席から抜けて短時間でも新規のお客様とマッチングさせることなのですが、フリーのお客様はキャスト目線でも大きなチャンスなのです。

お客様が楽しめるよう、様々なタイプの女の子をアサインしましょう。

キャストを入れ替えるタイミングなど、時間管理をするのも付け回しの仕事です。例えば、1回ですぐ抜けてくる女の子もいれば何回か呼ばないと抜けない女の子もいますよね。

また、ドリンクが出たばかりの席ですぐ女の子を抜くのはNGです。
ドリンクをご馳走した途端女の子に席から抜かれると、お客様はとても嫌な気持ちになり、お酒を楽しむ傾向にある関西ではよく起きるクレームの一つです。

キャストのタイプを把握し、ドリンクを飲み干せるよう時間管理してください。

付け回しには注意点があります。しっかり覚えておきましょう！

付け回しはキャストとの距離が近いポジションです。そのため、普段からキャストとコミュニケーションをとって信頼関係を築くことが必要です。

キャストから信頼されていない付け回しだと指示に従ってもらえないことも。
関西では担当キャストとのコミュニケーションを大事にしていますが、担当以外のキャストともコミュニケーションを測り女の子の個性を熟知しましょう。

指名の被っているテーブルは、離れた配置を心掛けるよう注意してください。

付け回しは、お互いが見えない席へ案内する配慮が必要です。

ヘルプの席が続いたり面倒なお客様へ着かせる場合、キャストへの配慮も忘れてはいけません。

「ありがとう」や「ごめんね」と言葉にすることは大切な配慮です。
特に関西はワイワイ盛り上がりたい席や万年フリーといったお客様も多く、苦手なタイプやフリーバックが望みにくいお客様が続くとキャストのモチベーションが下がってしまいます。

キャストのモチベーションをあげつつ、円滑な付け回しができるようにしましょう。

付け回しスキルを活かすためには、自分に合うお店で働くことが大切です。

付け回しが上手なキャバクラボーイはお店から評価されるため、出世するスピードがとても速いのです。そのため、自分に合ったお店でスキルを活かすことは出世や高収入に直結します。

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