キャバクラボーイとして働くなら、来店する「お客様のタイプ」を正確に把握しましょう。
お客様のタイプを事前にチェックし対応方法を知っておけば、仕事がさらにスムーズに進むこと間違いなし！
今回は、関西キャバクラボーイが知っておくべき、お客様のタイプと対応方法を紹介します。
必見！関西キャバクラに来店する「お客様のタイプ」とボーイがすべき対応
金持ちのお客様（お得意様）
関西のキャバクラには、金持ちのお客様も多く来店します。
特に、北新地は関西でも随一の高級飲食店エリアなので、驚くほど羽振りのいいお客様も少なくありません。
金持ちのお客様は接待や飲み会などが多いため来店頻度も高く、キャバクラにとってはお得意様です。
このような金持ちのお客様は「人との縁」を大切にする傾向が強いので、キャバクラボーイは真心こめた対応を心がけましょう。
金持ちは「お金や良い出会いは人が運んでくる」ことを知っているため、人との絆を大切にします。
そして自分と同じように、人のことを大切にできる相手に心を開くのです。
そのため関西キャバクラボーイは、お客様のことを「ただの客」として扱うのではなく「一人の人間」として扱いましょう。
お客様のことを名前で呼ぶのはもちろん、体調を気づかう言葉をかけたりして、少しずつ仲良くなれるよう工夫してください。
フリーのお客様
フリーのお客様とは、指名のキャバ嬢がいないお客様のことです。
誰を指名しようか迷っているお客様も多いため、キャバクラボーイはお客様から相談を持ちかけられたら快く応じましょう。
「盛り上げ上手な子はどうですか？」
「可愛い系とキレイ系ならどちらが好きですか？」
迷ったり悩んだりしているお客様には、このような確信に近づく質問をしてタイプを絞り込んでいくと答えに誘導できますよ！
また、関西のキャバクラに来店するお客様は「盛り上げ上手なキャバ嬢」や「お酒がたくさん飲めるキャバ嬢」を好む人が多いため、テンション高めのキャバ嬢を席につけてもいいですね！
ただし中には、色んなキャバ嬢と話せるようあえてフリーのお客様もいます。
キャバクラの楽しみ方はお客様によってそれぞれ異なるので、あえてフリーのお客様には無理に指名をすすめないようにしてください。
団体のお客様
ミナミや北新地など、大箱キャバクラが多い地域は、団体のお客様もたくさん来店します。
特に、新年会や忘年会シーズンなどになると団体のお客様は増える傾向に！
団体のお客様は、中にリーダー格となる人物が必ずいるはずなので、関西キャバクラボーイは座る位置や会話の流れから、リーダー格のお客様を素早く見つけなくてはいけません。
席が別れてしまうことやボトルの交渉、会計についてなど、大切なことはリーダー格のお客様に直接話したほうがスムーズだからです。
スムーズに案内できれば、お客様同士で話し合う時間も短縮できるため、結果としてリーダー格以外のお客様の満足度も高められます。
また、団体のお客様はキャバ嬢やボーイが無理に盛り上げなくても、既にお客様同士で盛り上がっていることが多いです。
そのため関西キャバクラボーイは、団体のお客様の雰囲気を壊さないよう、盛り上がった空気感に合わせたテンションで対応するといいでしょう。
同業のお客様
キャバクラには、同じようにナイトワークで働く同業のお客様も多く来店します。
同業者というと「ライバル」と思うかもしれませんが、同業のお客様は他のお客様に店舗を紹介してくれることもあり、実はとてもありがたい存在なのです。
特に関西は「地元愛」にあふれた人が多く、その土地で働く人と共存しようとする風潮が強くあります。
そのため関西キャバクラボーイは、来店してくれた同業のお客様の店舗と名前を覚え、少しずつ距離を縮めていきましょう。
ナイトワークで働く人はフレンドリーな人が多いので、こちらが心を開けば仲良くしてくれるお客様がほとんど。
同業のお客様はキャバ嬢に癒されつつ、ボーイと雑談して笑いたいという人も多いので、普段から最近あったおもしろいネタをストックしておいてもいいですね。
関西へ出張で来たお客様
出張で関西にやって来たお客様が、キャバクラに来店することも珍しくありません。
日本のほぼ中心に位置している関西は、そのアクセスの良さから多くの企業が拠点を置いており、長期で出張にやってくるビジネスパーソンも多いのです。
出張でやって来たお客様は関西のことをほとんど知らない人も多いので、近くのおいしいご飯屋さんや便利な店舗などを教えてあげると喜ばれます。
また、知り合いがいない土地に1人で出張に来て心細さを感じているお客様も多いため、関西キャバクラボーイは自分から積極的に話かけてください。
関西に馴染みがないお客様は「関西人は怖い」と思い込んでいることもよくあり、中には緊張気味のお客様もいます。
ボーイのほうから笑顔でフレンドリーに話しかければお客様も緊張がほぐれ、その後のキャバ嬢との時間もさらに楽しいものとなるでしょう。
迷惑行為をするお客様
関西のキャバクラに来るお客様は大声で騒ぐのが好きな人が多いですが、中にはエスカレートして迷惑行為に出てしまうお客様もいます。
いくらお客様でも、大声で暴言を吐いたり暴力を振るったりする行為は、許しがたい迷惑行為です。
迷惑行為をするお客様を放置すれば店舗の品位にも関わるため、キャバクラボーイは毅然とした態度で対応してください。
正しい対応方法は、冷静にお客様の話を聞き、必要に応じて警察を呼ぶことです。
迷惑行為をするお客様を刺激して逆上させれば事態はさらに悪化するため、キャバクラボーイはお客様に対して、言い返したり殴り返したりしてはいけません。
なお、迷惑行為をするお客様を対応する際は、店舗の商品でもあるキャバ嬢に危害を加えられないよう、女の子は事前に席から抜いておくのが鉄則です。
泥酔しているお客様
関西のキャバクラに来るお客様は、楽しいことが好きな人が多いです。
しかしだからこそ、つい飲みすぎて泥酔してしまうお客様が少なくありません。
泥酔したお客様は、絡み酒になってキャバ嬢に説教をしたり、急に体調を崩したりする可能性もある危険な存在。
そのため関西キャバクラボーイは、泥酔したお客様をバックヤードや他のお客様から死角となる席に誘導し、介抱してあげましょう。
つきっきりで介抱するのが難しい場合でも、体調の急変に備えて定期的に様子をチェックしてくださいね。
また、明らかに体調が悪そうだったり、急性アルコール中毒が疑われたりする場合は、店舗で様子を見ずにすぐ救急車を呼んでください。
セクハラをするお客様
キャバクラには「酔っている」ことを言い訳にして、キャバ嬢にセクハラするお客様もいます。
また、関西地方は「ギャグ」や「ノリ」を大切にする文化だからこそ、明るい雰囲気で触られると空気感に合わせて我慢してしまうキャバ嬢も少なくありません。
そのため関西キャバクラボーイは、キャバ嬢がお客様にセクハラされて困っているのを見つけたら、さりげなく間に入って守ってあげましょう。
ボーイまでお客様のセクハラに目をつむれば、次第にキャバ嬢は店舗を信用できなくなり辞めてしまいます。
セクハラするお客様を対応する際は、自然な流れでキャバ嬢を席から離し、キツイ口調にならないよう気を付けながらやんわりと注意を促してくださいね。
関西キャバクラは店舗選びで客層が激変！ボーイの働きやすさも変わる
関西のキャバクラは、店舗によって客層やお客様のタイプが異なります。
良いお客様は良い店舗につくものなので、関西キャバクラボーイになるなら、自分に合った良い店舗を選びましょう。
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