関西でキャバクラボーイの仕事をするなら「キャバクラでよくあるトラブル」について知っておいたほうがいいでしょう。
どんな仕事にもトラブルはあるものですが、あらかじめ事例を把握し対処法を知っておけば、トラブルをすんなり解決させられます。
今回は、関西キャバクラで起こりやすいトラブルや対処法を解説。
今から正しい知識をつけておけば、入店後すぐに活躍できるはずです。
関西のキャバクラはトラブルが多い？
関西のキャバクラでは、トラブルが起こることもあります。
関西のキャバクラは、お客様・キャバ嬢ともにハッキリした性格の人が多く、お互いに自分の主張を貫くからこそぶつかり合いが起きやすいのです。
ですが、全国のキャバクラと比べて関西キャバクラだけが特段にトラブルが多いというわけではありません。
また、トラブルの多くは比較的対処が簡単な小さなものであり、大きくイレギュラーなトラブルはそうそう起こらないので安心してくださいね。
関西キャバクラボーイは、対処法さえ身に付けておけば必ずトラブルを解決させられるので、あまり不安になりすぎないようにしましょう。
ボーイは覚えよう！関西キャバクラでよくあるトラブルと対処法
お客様からのクレーム
関西キャバクラボーイが最もよく遭遇するトラブルといえば、お客様からのクレームでしょう。
「指名したキャバ嬢があまり席につかない」「キャバ嬢の接客が悪い」「好みのキャバ嬢がいない」などさまざまな理由で、関西キャバクラボーイはお客様からクレームを受けることがあります。
しかしどのような内容であっても、クレームを受けたらまずは謝罪することが大切！
関西のお客様は人情深いので、ボーイが一生懸命話を聞き謝罪するだけで、怒りを静めてくれる人も多いです。
また、たとえ理不尽なクレームでも、お客様に楽しい時間を提供できなかったことは、店舗にも落ち度があります。
ただし、クレームを入れたお客様を特別扱いすれば、他のお客様から不満を買ったり店舗に不利益が生じたりするため、無理な要求を突き付けられても飲まないようにしましょう。
お客様からクレームを受け、難しい要求をされたときは「なぜ要求が飲めないか」を丁寧に説明し理解を得てください。
酔ったお客様とのトラブル
関西のお客様はキャバ嬢とワイワイ盛り上がるのを好む傾向にあるため、楽しい空気につられて飲みすぎ、酔っぱらう人が多いです。
楽しく酔えるお客様なら問題ありませんが、中には気が大きくなってケンカ腰になる、キャバ嬢にセクハラ行為をするなど、トラブルを生み出すお客様も少なくありません。
このように酔ってトラブルを作るお客様は、他のお客様やキャバ嬢から離れた場所に誘導し、酔いをさましてもらいましょう。
もしも、お客様が酔って暴れるタイプである場合は、万が一暴力を振るわれたときのことを想定して必ず複数のキャバクラボーイで対応するようにしてください。
このほか、酔って体調が悪くなってしまったお客様も、他のお客様から見えない位置に移動させキャバクラボーイが介抱します。
ただし、体調が異常に悪そうなお客様は急性アルコール中毒の可能性があるため、店舗で介抱するのではなく救急車を呼びましょう。
キャバ嬢の人間関係トラブル
関西のキャバクラは「結束力」を重視している店舗が多いため、人間関係のトラブルは少なめですが、やはり女性が多い職場ということもありトラブルゼロというわけにはいきません。
キャバクラボーイはキャバ嬢から「苦手なキャバ嬢がいて困っている」「他のキャバ嬢からいじめを受けている」「派閥が面倒」など、人間関係のトラブルについて相談されることがあるでしょう。
キャバ嬢から人間関係の相談を持ちかけられたとき、ボーイが取るべき対処法は「的確なアドバイスをすること」です。
ボーイはあくまで相談されただけの存在でありトラブル当事者ではないため、揉めているキャバ嬢たちの間に自ら入っていくのは厳禁。
「派閥に属さないほうがいい」「深く考えないほうがいい」のように、相談してきたキャバ嬢が上手にトラブルを回避できるアドバイスをしてあげましょう。
キャバ嬢との風紀トラブル
キャバクラには「風紀禁止」というルールがあります。
風紀とは、キャバクラボーイが同じ店舗のキャバ嬢と付き合うこと。
関西のキャバクラは特にボーイの風紀に厳しく、万が一風紀違反をした場合はボーイに高額の罰金が課せられたり、最悪の場合は店舗をクビになったりします。
関西キャバクラボーイはキャバ嬢から好意を寄せられることも珍しくなく、心が揺れる瞬間もあるかもしれませんが、ボーイとして成功したいのなら店舗のキャバ嬢には手を出してはいけません。
また、担当キャバ嬢から告白されたときはうやむやに誤魔化すのではなく「好きになってくれて嬉しいけど付き合えない」とハッキリ断ることも大切です。
あえて断らずキャバ嬢の好意を利用して仕事を頑張らせる「色管理」をするボーイもいますが、キャバ嬢と良好な関係を築き長く働いてもらいたいなら、色管理はできるだけ控えるべきでしょう。
他ボーイとのトラブル
関西のキャバクラは人物重視でボーイを採用する店舗が多く、個性豊かなキャバクラボーイがたくさん働いているのが特徴です。
そして個性的なボーイが多いからこそ、時には他のボーイと反りが合わず、衝突してトラブルが起こることがあります。
確かに、同じ土俵に立ち切磋琢磨しながら共に働けば、他のボーイに対して怒りや不満を感じることもあるかもしれません。
ですが、他のボーイは一緒の店舗で働く仲間なので、怒りや不満があってもケンカをするのではなく、話し合いでトラブルを解決してください。
当事者だけでは解決が難しい場合は、上司に間に入ってもらい、早期のトラブル解決を目指します。
また、余計なトラブルを未然に防ぐためにも、関西キャバクラボーイはキャバ嬢・お客様はもちろん、一緒に働くボーイにも気配りを見せ、普段から人と良好な関係を築くことを意識しましょう。
退店トラブル
悪徳店では、関西キャバクラボーイが辞める意思を伝えてもなかなか辞めさせてくれない退店トラブルが起きることがあります。
店舗は有能なキャバクラボーイを手放すのが惜しいから「今は人手が足りない」「もう少し待ってほしい」などと言って、ずるずるとボーイの退店を引き延ばすのです。
このような退店トラブルが起こったときは、メールやLINEなど形に残る手段で明確に退店の意思を伝え、その2週間後に辞めましょう。
キャバクラにも労働基準法は適用され「辞める2週間前に意思表示すれば辞められる」という法律は有効です。
退店の意思を伝え、2週間は働くという期限を守れば「飛んだ」ではなく「辞めた」と見なされます。
ただし、退店トラブルは悪徳店のみの話であり、エースグループやINSOUグループなど、関西の優良キャバクラでは絶対にありえないことなので安心してくださいね！
関西キャバクラボーイがトラブルを回避するには…？店舗選びがカギ！
関西キャバクラボーイにとって、トラブルは避けては通れないもの。
だからこそ、事前に知識や対処法を身に付け、トラブルに備えることが大切です。
しかし、トラブルの多さは働く店舗によって大きく異なります。
あらゆる制度がしっかりしたキャバクラならトラブルも起こりにくく、安心して働けるでしょう。
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